今月の言葉
今月の輪番の一言
 

2010年8月 「本願ききて」

2010年8月 法語カレンダー
 暑中お見舞い申し上げます。『熱中症』なる言葉、私の辞典には(古いのか)載っていません。以前は熱射病と云ったと思います。温暖化が進むにつれ出来た新語でしょうか。熱中するといえば、何かに一生懸命に成ることですが、この場合、熱が体に溜まることだそうです。夕涼みの風情も無くなりましたし、『極楽のあまり風』という言葉もあったのですが。

 上の聖句『本願をききて』とあります。何を聞くのでしょう。
聞くといいますと、対象的なものをたてて、その内容を理解しようとするのが聞くことだとしています。
佛教では、我が身の真実を聞くのです。聞くというより『うなづく』のです。

 米沢英雄さんという先生はこんな言葉で教えてくださっています。
八月の花:朝顔
生きている佛さまは
息をださしめている力
血液を循環せしめている力
それを生きてる佛という
これを絶対他力という
』と。
 生活のなかの事実、生活を通しての私の真実です。
平素は当然にしていることがら、うっかり見過ごしている事にこそ、真実のはたらきがあるのです。
(本願)真実とは、(対象)としてみるのではなく、『はたらき』・『うなづき』です。
南無阿弥陀佛(輪番)
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