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2018/7智慧の光明
「ゆるしてください おねがいします(中略)ぜったいぜったい やくそくします…」。これは5歳の女の子が、両親からの虐待を受け、一生懸命に練習したひらがなで書かれた手紙である。親の身勝手な行動によって、また幼い尊いいのちがひとつ失われてしまった…。何度繰り返せば、このような悲惨な虐待事件を防ぐことができるのであろうか。

改ざん、忖度、パワハラなどなど、昨今メディアを賑わしているのは、歪んだ価値観を絶対化している無責任な人間の姿ばかりが目につきます。平気で嘘を嘘で積み重ね、「トカゲのシッポ切り」のごとく、都合が悪いことは弱い立場の者に責任をかぶせ、強い立場の者はその追求から逃れることが、まかり通っている危うい社会である。そんな危うい社会環境において、未来ある純粋な子どもたちは何を感じ、何を学び、どのように育つのであろうか?

 これらは人間の奥底に潜む「名聞(名誉や地位を欲しがる心)」「利養(いつも損得の計算心)」「勝他(他人に自分を誇る競争心)」の欲深い心が、露呈されている結果ではなかろうか。自らの保身の為に、嘘を積み重ねるのではなく、先ずは自らの「非」を認め「頭が下がる」世界や生き方を大事にすべきであると思う。そこには本当の私(名聞・利養・勝他)の姿を照らし出す「智慧の光明」が必要なのではないでしょうか。 南無阿弥陀佛(輪番)

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