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建物紹介
宝物
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- 六字名号(蓮如上人筆)
紙本墨書一幅
縦79.0cm 幅18.3cm
東本願寺第八世蓮如上人が越前吉崎時代以降に盛んに下付された墨書の六字名号のひとつ。
「南無阿弥陀仏」の六字を流麗な草書で認めてある。蓮如上人以降の歴代も、同様の名号を下付されているので、筆者判定は難しかったが、研究の進展により当本は蓮如上人真筆に間違いないと判断される。周辺部分が大きく欠損しており、「焼残名号」と称されている。
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- 蓮如上人御文
紙本墨書一幅
縦26.0cm 幅30.0cm
東本願寺第八世蓮如上人の真筆御文。
蓮如上人は寛正2年(1461)に最初の御文を著され、文明3年(1471)に越前吉崎に赴かれて以降、急激にその執筆数を増やされて、本格的な文書伝道を開始される。
当本は、文明5年(1473)吉崎時代の執筆であり、道場の寄合(講)に参加する門徒たちの心構えを諭し教えられたものである。
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- 教如上人墨跡「無心」
紙本墨書一幅
縦38.5cm 幅55.5cm
東本願寺第十二世教如上人七歳の墨跡という。
「茶々七歳」との署名が入っているが、墨跡にこうした年齢を記す事例は、教如上人やその子観如上人の名号などに多く見られており、それ以外のものは極めて希である。
七歳にしては、端麗でしかも堂々とした達筆であるが、御家流の書道に通じておられた教如上人の、若き日の手跡として貴重であろう。
保存樹「弘誓の松」
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- 保存樹「弘誓の松」
樹齢四百年を数える黒松。茨木市の保存樹に指定されている。第二十三世彰如上人が別院に御親修のおり「弘誓の松」と命名した。
松に寄せて「仏地に樹つる心も松と春日なる」と詠まれた。上人は俳句をよくし、俳号は句仏。
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