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教えに触れる

輪番の一言

どうしてもわかりたい意欲

「パンダは何を食べるの?」という子どもの質問には、ほとんどの親は知っているので、正しい答えをしてあげられます。「それは笹の葉だよ」。運よく笹の葉の実物があれば見せてあげられますし、なくても図鑑等で確かめることにより学習することができます。
 しかし、「どうしてパンダは笹の葉をたべるの?」と質問されてくると、これには容易に答えられません。これは自然の法則を問うているのですから、親も真剣に「わからないけれど、いっしょに考えようか」と応じてあげるべきでしょう。自然の法則は単純な方法ではわかるものではないことを子どもと共に理解し、どうしてもわかりたい意欲を共に起こしたいものです。

子どもが発する「なぜ?」「どうして?」の言葉は、親は随分たくさん浴びせられてきたし、答えに瀕(ひん)したことも多々あったことでしょう。以前この誌面で紹介しましたノーベル賞受賞者の吉野 彰さんが、さかんにおっしゃったのが「好奇心をもつ」ということでありました。好奇心とは辞書によると、「自分の知らないことや珍しい事、面白い事などに興味を持ち、積極的に知ろうとする姿勢である」と示されています。「どうしてパンダは笹の葉を食べるの?」は、まさにこの好奇心であります。子どもは疑問を投げかけるだけではなく、ジッと何かを見て(観察して)いたり、周りの大人の話に耳をそばだててジッと聞いていたりします。好奇心が旺盛なのでしょう。これはその瞬間、このことがどうしても知りたいのですというサインです。私たち周りにいる大人は、このサインを見逃さずその子が知りたいと思うことを、すぐに答えを出すのではなく、どうしてもわかりたい意欲の手助けをする使命があると思うのです。

人はだれしもすぐに答えを求めようとします。子どもの「なぜ?」は答えを求めるのも大切ですが、答えを求めて追及する過程が大切なのです。その大切さはいくつかあります。

一つには、先にも自然の法則を問うということをいいましたが、自然の法則を子どもと共に知ろうとしていく作業は、科学的態度を身に着けようとすることになります。それは自然を征服する態度ではなくて、自然を畏敬(いけい)する態度であります。つまり自然をおそれ敬う態度なのであります。自然の法則のみごとさの前では無意識にひれ伏してしまう、そういう態度を養うことに通じます。

 もう一つには、「なぜ?」とは言いかえるなら「不思議さ」であります。常に自分を取り巻くさまざまな環境・事物・事象に「不思議さ」を発見する「力」を培う。そして「自分」という存在への豊かな気づきへとつなげ、いずれ自分自身の「不思議さ」に気づいていく「力・姿勢」へと涵養する。(冨岡量秀著「真宗保育をデザインする」の一説より。)

 よくよく考えてみると、世のなかのことがらは「不思議」でいっぱいです。大人になるほど不思議を不思議と感じない日常を多く過ごしていますが、子どもは「不思議」いっぱいなのでしょう。子どもにとって「不思議さの発見」はものを知っていく根源でもありますが、自然を畏敬する態度を養い、自分自身の「不思議さ」に気づくとは、「人とは」とか「生きる」ことへの深い思索をさせるのです。 南無阿弥陀佛(輪番)

6月の一言
「意」の保育(前号からのつづき)
前号で私が提唱する「意の保育」について、ドイツの研修で学び取ってきたことをお話しいたしました…。
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7月の一言
念仏もうすところに 立ち上がっていく力が あたえられる
私などは真宗のお話をするとき、お念仏を申すということは「生きる力があたえられる」とか…。
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親鸞聖人御命日・婦人会例会

次回予定 8月28日(金)午後1時半より

毎月28日の親鸞聖人の御命日に茨木別院会館を会場として婦人会を開催しています。
茨木別院輪番が講師としてお話しています。
毎月異なるテーマでお話していますので途中からでも気軽にご参加いただけます。
みなさんのご参加お待ちしております。

教如上人御命日・同朋会

生まれた意義と生きる喜びを見つけよう

茨木別院創建の教如上人の御命日を機縁とし同朋会を開いています。
人の身を受けた意義とはなんでしょうか。
人生の本当の喜びとはなんでしょうか。
宗祖親鸞聖人が顕かにされた本願念仏のみ教えに、宗祖に連なりみ教えを大切に頂かれた蓮如上人をはじめとする先人先達のお言葉に、共に訪ね聞いていきましょう。
どなたでも参加いただけます。
有縁の方々のご来院をお待ちしております。
【参加無料】

■日 程:毎月5日・午後1時30分から午後3時ごろまで(予定)
     ※1月5日は休会
■ところ:茨木別院会館1階仏間
■持ち物:念 珠・『真宗大谷派勤行集(赤本)』お持ちでない方には貸出しいたします。
■講 師:加藤 恵 氏(茨木市・教圓寺住職)

次回予定 8月5日(水)午後1時半より

みほとけの歌の会

“みほとけの歌の会は、茨木別院の本堂並びに会館を練習場所にお借りして皆様と真宗の教えに触れながら、唱歌や仏教讃歌に歌謡曲など色々な歌に挑戦し、北端盛子先生と共に楽しく練習しています。
またみほとけの歌の会の会員には、ご門徒様だけでなく一般の方々にも広く呼びかけて、参加いただいております。
是非お友達をお誘いの上、気軽にご参加下さいますようお願いします。
興味をお持ちの方は一度見学にいらしてください、大歓迎です。“

※毎年報恩講の音楽法要で合唱しております、ご一緒に歌いましょう。
お問い合わせ先 茨木別院 TEL:072-622-2903
練習は毎月第2月曜日の午後1時半より2時間(1月はお休み)
会費(4月~9月) ¥5,000
会費(10月~3月) ¥5,000(懇志含み)
2020年度の
練習予定日
1月 お休み
2月10日(月)
3月16日(月)
4月13日(月)
5月11日(月)
6月~9月 お休み
10月12日(月)
11月9日(月)・15日(日) 報恩講
12月14日(月)

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