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教えに触れる

輪番の一言

「人も草木も虫も同じものは一つもないおなじでなくてみな光る」

自然界のすべての生あるものは、精いっぱいその「いのち」を生きています。それぞれの「いのち」を生きています。生きているそのことが光るのです。尊さはそこにあるのでしょう。
先日、ある女性が亡くなりました。抗ガン剤投与の治療で一年三ケ月の間、病魔と向き合いつづけてきましたが、ついにその生涯を全うしたのです。

病室で、また自宅のベッドで横たわる毎日でしたが、ときおり腕をあげて五本の指を一本ずつ折るしぐさをしていました。「何してるの?」と聞くと、俳句を作っているのだと言います。退屈しのぎもあるのでしょうが、頭がボケないようにとも言っていました。ほとんど毎日、多くの時間は一人ぼっちの闘病生活でありましたので、できた作品をタイムリーに書きとめてあげる人もなく、多くの作品がボツになっていたにちがいありません。そのうち六首ばかりが残っていました。

窓の外 つばめがつつく 何の用?
すずめきた 仲間よび寄せ えさつつく
草ガメだ 冬眠覚めて 動き出す


等々。俳句には全く素人の私が見ても、決していい俳句だとは思いません。
しかし、この句を目にしたある人がこう言ってくださいました。「この方は長い間(五十有余年)、子どもの保育に生涯をかけてこられました。闘病生活に入られてからは、かわいい子どもたちと接することができませんでしたが、この方は本当に子どもを愛し、慈しみを惜しまなかった方でした。おそらく心の中に満載されている愛と慈しみが鳥や小動物に向けられたのに違いありません。本当にみんなから慕われたかたでした。」と。 この言葉を聞いて、私は亡くなった女性に心からの尊敬と信頼を寄せるのです。今までずっとそばにいたのに全く受け止め、感じ取ることができませんでした。

 これは言うなら、仏さまの愛と慈悲の心だと思います。人間の愛と慈しみを仏さまのそれ(阿弥陀仏の慈悲)と同じように受け止めるのは次元の違う話であるとは思います。しかし、私が感じ取ったその女性への尊敬と信頼は、間違いなく私の中に生起したものです。そうであれば聞法を尽くして私の中に信心をいただく(生起する)のも、構造的には同じものだと思えるのです。
愚かさに目覚める(南無帰命)ことで信心をいただくのですが、長い生活の中で、その女性に対して、その尊さや信頼を感じ取れてこなかったこの身の愚かさに深く首を垂れると共に、「おなじでなくてみな光る」に出会わせていただいたことに無上の喜びをかみしめているのです。 南無阿弥陀佛(輪番)

11月の一言
「世のなか安穏なれ 仏法ひろまれ」
またしても日本は大災害にみまわれました。ごく最近では昨年の台風二十一号、今年の台風九号。そして今回の台風十九号は暴風よりも豪雨被害が甚大でありました…。
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12月の一言
「好奇心」
霊長類といいますが、生物学的観点から見れば、サルも人も同じ種に属すると言われています…。
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親鸞聖人御命日・婦人会例会

次回開催予定
11月28日(木)午後1時半より

教如上人御命日・同朋会

生まれた意義と生きる喜びを見つけよう

茨木別院創建の教如上人の御命日を機縁とし同朋会を開いています。
人の身を受けた意義とはなんでしょうか。
人生の本当の喜びとはなんでしょうか。
宗祖親鸞聖人が顕かにされた本願念仏のみ教えに、宗祖に連なりみ教えを大切に頂かれた蓮如上人をはじめとする先人先達のお言葉に、共に訪ね聞いていきましょう。
どなたでも参加いただけます。
有縁の方々のご来院をお待ちしております。
【参加無料】

■日 程:毎月5日・午後1時30分から午後3時ごろまで(予定)
     ※1月5日は休会
■ところ:茨木別院会館1階仏間
■持ち物:念 珠・『真宗大谷派勤行集(赤本)』お持ちでない方には貸出しいたします。
■講 師:加藤 恵 氏(茨木市・教圓寺住職)

次回開催予定  12月5日(木)午後1時半より

みほとけの歌の会

“みほとけの歌の会は、茨木別院の本堂並びに会館を練習場所にお借りして皆様と真宗の教えに触れながら、唱歌や仏教讃歌に歌謡曲など色々な歌に挑戦し、北端盛子先生と共に楽しく練習しています。
またみほとけの歌の会の会員には、ご門徒様だけでなく一般の方々にも広く呼びかけて、参加いただいております。
是非お友達をお誘いの上、気軽にご参加下さいますようお願いします。
興味をお持ちの方は一度見学にいらしてください、大歓迎です。“

※毎年報恩講の音楽法要で合唱しております、ご一緒に歌いましょう。
お問い合わせ先 茨木別院 TEL:072-622-2903
練習は毎月第2月曜日の午後1時半より2時間(1月はお休み)
会費(4月~9月) ¥5,000
会費(10月~3月) ¥5,000(懇志含み)
2020年度の
練習予定日
1月 お休み
2月10日(月)
3月16日(月)
4月13日(月)
5月11日(月)
6月8日(月)
7月13日(月)
8月 お休み
9月14日(月)
10月12日(月)
11月9日(月)・15日(日) 報恩講
12月14日(月)

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