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教えに触れる

輪番の一言

報恩感謝

去る11月14日から16日まで無事今年の報恩講が厳修されました。まさに「報恩感謝」の御佛事でありました。ご門徒の皆様や崇敬のご寺院、その他関係する皆様方が、厚いお心をお運びくださった賜と心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

 さて、「報恩感謝」という言葉は、私たちの日常生活にしっかり定着していますが、どう受け止めるのかとなると、少々面倒なことになるのではないかと思います。私の「機」と仏さまの「法」が一体とならなければなりません。次に一例をあげて話をすすめたいと思います。
  私の母は夫(私の父)を先の戦争で亡くしました。三人の子どもと義母を抱えた生活は、戦後の混乱期だけに想像を絶するものがあったのです。義母との関係もうまくいってませんでした。それでも夫との最後の別れの時、「母と三人の子どものことをよろしく頼む」の父のひと言と、培った夫婦の絆を大切に秘めて必死に生きていました。ある日、義母のひとことで生きる望みの全てを奪い取られたのです。「あの子(父のこと)はお前なんかちっとも好きではなかった。静(父の先妻で義母の姪)の方が好きやった。」と。その時母は目の前が真っ暗になったそうです。「頼む」と言われたそのひとことと絆を唯一の生きる望みとして必死に生きてきたのに・・・。二人の激しい言い争いの果ては、義母は「お前なんか子どもを連れて出て行け!」と。母は「出て行きます!」となってしまいました。

 母は夢遊病者のように私たち子どもの手を引いてさまよい歩いていました。琵琶湖の畔まで来て、松林の切り株にじっと座って何時間も考え込んでいました。突然私たちの手を取り、引きずるようにして歩き出し、気がついたときはもう水際だったのです。びっくりした私たちはとっさに母の手を反対の方に必死に引っ張っていました。「おかあちゃん、どこへ行くの!」を何度も繰り返しながら。引き戻された母はその場に倒れ込み、私たち子どもを抱きしめてオイオイと泣きくずれていました。  何年か経ってから、母が言いました。あのときの「おかあちゃん、どこへ行くの!」の声はまさに仏さまの声だったと。どんなに辛いからと言っても、子どもを道ずれに自らの命を絶とうとする母に、「あなたはそれでも間違ってはいませんか」との仏さまの声が聞こえたと言います。つまり自分のこと しか考えていなかった身勝手さ、その愚かな心の底をいかんなく暴かれた驚きが翻って、「仏さま よくぞお教え下さいました」と、自分の器量では決して気づけないこの事実に、心の底から「ありがとうございました 仏さま」と頭が下がったのです。これが報恩感謝ということだと思います。

そして自分の事しか考えてなかった身勝手さ、その愚かな心の底をいかんなく暴かれたのが「機」で、気づかせたのは「法」であります。 南無阿弥陀佛(輪番)

11月の一言
「あそぶ」 と 「あそび心」
 子どもは「あそぶ」ことが仕事のようです。天真爛漫に遊んでいる子どもを見ていると、何ともほほえましくこころが和みます…。
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10月の一言
難思の弘誓は難度海を度する大船、無碍の光明は無明の闇を破する恵日なり
このたび九月より茨木別院輪番として赴任してまいりました。本山の宗務行政には少々関わっては来ましたが、別院の経験は全くなく…。
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親鸞聖人御命日・婦人会例会

婦人会報恩講・新年の集い
1月28日(月)午前10時より

教如上人御命日・同朋会

生まれた意義と生きる喜びを見つけよう

茨木別院創建の教如上人の御命日を機縁とし同朋会を開いています。
人の身を受けた意義とはなんでしょうか。
人生の本当の喜びとはなんでしょうか。
宗祖親鸞聖人が顕かにされた本願念仏のみ教えに、宗祖に連なりみ教えを大切に頂かれた蓮如上人をはじめとする先人先達のお言葉に、共に訪ね聞いていきましょう。
どなたでも参加いただけます。
有縁の方々のご来院をお待ちしております。
【参加無料】

■日 程:毎月5日・午後1時30分から午後3時ごろまで(予定)
     ※1月5日は休会
■ところ:茨木別院会館1階仏間
■持ち物:念 珠・『真宗大谷派勤行集(赤本)』お持ちでない方には貸出しいたします。
■講 師:加藤 恵(茨木市・敎圓寺住職)

次回開催予定  2月5日(火)午後1時半より

みほとけの歌の会

“みほとけの歌の会は、茨木別院の本堂並びに会館を練習場所にお借りして皆様と真宗の教えに触れながら、唱歌や仏教讃歌に歌謡曲など色々な歌に挑戦し、北端盛子先生と共に楽しく練習しています。
またみほとけの歌の会の会員には、ご門徒様だけでなく一般の方々にも広く呼びかけて、参加いただいております。
是非お友達をお誘いの上、気軽にご参加下さいますようお願いします。
興味をお持ちの方は一度見学にいらしてください、大歓迎です。“

※毎年報恩講の音楽法要で合唱しております、ご一緒に歌いましょう。
お問い合わせ先 茨木別院 TEL:072-622-2903
練習は毎月第2月曜日の午後1時半より2時間(1月はお休み)
会費(4月~9月) ¥5,000
会費(10月~3月) ¥5,000(懇志含み)
平成30年度の
練習予定日
1月 お休み
2月12日(月)
3月12日(月)
4月16日(月)
5月14日(月)
6月11日(月)
7月16日(月)
8月 お休み
9月10日(月)
10月15日(月)
11月5日(月)
12月10日(月)
平成30年度茨木別院報恩講合唱曲 ①真宗宗歌
②報恩講の歌
③静かにおもう
④三帰依
⑤ありがとう
⑥永遠の花

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